登場人物

クラウディア

ヴァレンヌー公爵家の長女(ひとりっ子)。

氷の妖精と謳われた母によく似た面差しで、くせ毛の髪色は水色、瞳は金。14歳。

美貌と教養を兼ね備えた「この世界のヒロインとなるべき女」(自称)

悪役令嬢の破滅フラグを回避したい!
ハチ

クラウディアに魔法カードとして召喚された異世界の極道。25歳。

常にサングラスをかけ、日本刀を携帯している。どこから見ても治安が悪いが、携帯電話向け乙女ゲーム「ステラ×マジック」のガチ課金勢。

自分はお嬢のカードですから
シャルル

ヴァレンヌー公爵家当主。クラウディアの父親。妻・エリザベスを心の底から愛していたため、その遺言を遵守することに躍起。

若い頃は飛び抜けた美貌と愛嬌で、周囲の女性をざわつかせた。コミュ力お化けの魔性の男。

これからの
クラウディアに
勉強は必要ないよ
マリオン

ヴァレンヌー公爵家の侍女頭で、クラウディアの姉的存在。結婚前からエリザベスに仕えた、最古参の側近。

エリザベス亡き後、公爵家の家政の一切を任されている。

エリザベス様が
仰ることは
絶対ですから
エリザベス

クラウディアの母、シャルルの妻。マリオンの主人。

死の間際、自身が「異世界からの転生者」であったと告白し、娘クラウディアに「悪役令嬢の破滅フラグが立っている」と警告する。

死の運命を
回避する方法は
ただひとつ…